秋の新番組

 秋の新番組も一通り出揃った様子。あまりに多くの番組数に、どれを見なくていいかと削るため、観ていてもネガティブにマイナス要因ばかり探しているような。カートゥーンに慣れたせいで、動きの乏しい画面や悠長な話展開がどれもかったるいー。とりあえず視聴し続けようと思うのは「巌窟王」と「舞-HiME」と新作「To Heart」。


 「巌窟王」は2話目から見始めました。キャラに復讐という確固とした目的があり、話に牽引力があって面白そう。舞台をSF的な未来世界に変え、主人公はモンテ・クリスト伯爵ではなくその復讐に利用される若者にしている改変が魅力的で、元になったデュマの小説も読んでみたくなってきました。人物の衣装や髪に貼られたテクスチャ効果が幻惑的で目新しいし、あとなんといっても中田譲治のホスト声がいいですよー。なに喋っていても裏になにか計算がありそう。


 「舞-HiME」はクラスメイト設定とか「ネギま!」並に凝ってそうな。うちのテレビはテレ東がゴーストはいるので、AT-Xで再放送してくれると嬉しいんだけど。


 「スクールランブル」のアニメ化は出来がいいと思うのだけれど、ネットの評判はあまり芳しくないですな。序盤なので、まだ天満しか出てきてないせいか。キャラデザが渡辺はじめってところが自分的にツボです。「焼きたて!!ジャぱん」は、「ミスター味っ子」での味皇にあたる黒やんが初リアクションを起こす次回に期待。ヤマザキパンと提携したり善良な作品イメージを築こうとしている趣きが感じられるのだけれど、自分的にはテレ東コードギリギリの狂った演出が観たいです。