ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル

 第7シーズンにて幽遊白書の最終巻のような、アメリカの打ち切りドラマ特有のもがき展開をみせたザ・プラクティスも、秋から放映の第8シーズンでとうとう終わりだそうです。長いことお疲れさまでした。会話主体の法廷劇なので画面を観なくてそれなりに楽しめるから、原稿中のBGMとしてすごく楽しみました。

【以下ネタバレ注意!】
 打ち切り自体は一年前にもう決まっていたようです。http://www.tvgroove.com/articles/article.php?n0100486
 視聴率が低下したため番組制作費が削られ、主役のボビー役ディラン・マクダーモットの高いギャラを払い続けられなくなったために、ボビーは降板されたとか。ボビーが事務所を辞めちゃったときは、これでダメ人間のくせにトラブルを起こし続け、他人の失敗には声を荒げるイヤなヤツが居なくなったと、ちょっと喜んだりもしたんですが……そんな理由はないだろー。同じ理由でレベッカたちも降板されて、残るレギュラーキャラはユージーンとエレノアとジミーの3人だけだとか。

 ワンピースで例えると、前シリーズの最後でルフィが船を降り、続く最終シリーズの冒頭でサンジとチョッパーとロビンが船を降り、ゾロとナミとウソップだけが残ったところに、尾田栄一郎の次の新連載マンガの主人公である船大工が4〜5人、キャラ紹介&顔みせに新登場する、といった状況。なんだそりゃ。

 あと話変わりますが、第6シーズン終盤のリンジーの裁判って、テレビ投票で判決を決めてたんですな。http://www.tvgroove.com/articles/article.php?n0100296
 仮面ライダー龍騎スペシャルのような。