ろまんが 1巻
- 作者: 新井理恵
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/06/25
- メディア: コミック
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作者も代弁させているけれど、やっぱコンチキチと菊花は脇役として光るキャラなんで、主役に置くと座りが悪いような。皐月と優駿が真っ当な少女マンガを繰り広げようとするのに茶々を入れて外道なマンガに貶めるのがいいんだよう。「懸命にフォローしようとしていた菊花サンの存在はまるで無視ですか」とか!「てゆーか机の中身はどうしたのよ!! シャーペンの芯を好きなヒトの名前の文字の数だけノックしてそのヒトの名前書いてハートで囲んだ中を芯が無くなるまで塗りつぶした大切なおまじないの紙は!?」「知りませんよそんな紙クズ」とか!ってコレ言ってるのはどっちもまくまくか。まあしかしこうしてみると皐月サンのあのウザい突っ込みもシラけるくらい大ゲサなリアクションもストーリー形成上必要不可欠だったんですね……って、コレもまくまくだ。
この巻から出てきた宝塚家の使用人さんたちがみな非道かつ賑やかで楽しいです。「元」がつくヒトばっかなトコとか。
ろまんがは本当は次回作までのツナギだったのに、取材拒否されて次回作の芽が摘まれたので、打ち切られるまで続けますって告知がウケました。続いてくれて嬉しいんだけどさ。